現在、ご利用者様が住み慣れた自宅での生活をされていても、主介護者であるご家族様の介護力に比重が重くのしかかっており、いつ介護疲れが発生してもおかしくない状況の世帯も存在しております。
また、在宅生活を希望されていても社会資源不足や環境面等で様々な問題因子があり、ご家族様の高齢化や、多様化・複雑化しつつあるご利用者様個々のニーズに対して、専門事業所や地域住民を含む「人の支援力」も大いに不足し、希望通りにいかない機会も多くあると感じております。
そこで、近年の福祉においての指標とされている地域共生社会や、ノーマライゼーションの理念や原理のもとでこれまでの経験を活かし、大阪市鶴見区を拠点に支援を必要とされているご利用者様が必要な時に必要な分の援助を受けられる様、ご利用者様のみならずご家族様や周辺地域も全て巻き込み、世代や制度間の隙間や壁にとらわれることなく、弊社の活動に関わる全ての人々に対して尽力し貢献させて頂きます。
さらに、福祉について情報を知る機会も十分ではないと考え、特に独居高齢者や障がい者等の情報収集がより必要とされる方々が、必要な情報の収集やこれらのことに関してコミュニケーションを図りやすくして頂くことができる様、弊社の活動に関わる全ての人が福祉について知る機会や触れる機会を増やすと共に、現在よりも身近で頼れるものにしていきたいと考えております。